ZEH認定条件
ZEHとして認められると補助金を受けることができます(※建築スケジュールと補助金のスケジュールが合う場合に限る)。そのためには細かな要件が定められていますが、そのポイントは「断熱」「省エネ」「創エネ」という3つの要素です。
・断熱
ZEHとして認定されるためには暑さや寒さに影響されにくいよう断熱性能を高めることが必要です。具体的には断熱材や窓の性能を高めます。断熱性能が上がれば、冷暖房に使うエネルギーを減らすことができます。
・省エネ
「省エネ」にはHEMS(ヘムス)という、住宅内の消費エネルギーと太陽光発電等で創るエネルギーを確認できるシステムが必要になります。また省エネタイプのエアコンや、少ないエネルギーでお湯を沸かせる高効率な給湯システム、消費電力の少ないLED照明などの導入が必要になります。
・創エネ
ZEHでは太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーシステムを備えることが求められます。この「創エネ」で創り出すエネルギーが、消費するエネルギーを上回るようにしなければなりません。
高断熱化によって住宅内の温度差が小さくなるため、ZEHはヒートショックのリスクを低減することができます。酷暑や厳寒を我慢しなくても、エアコンの効きがよいため省エネでも快適に過ごせます。太陽光発電があれば停電時でも電気を使えます。つまり光熱費を抑えられるだけでなく、安心で快適な暮らしが可能になることがZEHのメリットなのです。
経済産業省によると2016年度の日本のエネルギー自給率は8.3%で、これは他のOECD(経済協力開発機構)諸国と比べて大幅に低い水準となります。これまで国内のエネルギー事情は比較的安定していると思われていましたが、2011年に東日本大震災が発生したことにより原子力発電所が停止した影響で、エネルギー供給が不安定化してしまいました。
現在、国内で消費されているエネルギーのうち全体の約15%が家庭での消費で、この数字は過去に起きた石油危機の際のおよそ2倍の消費量だといわれています。つまり、日本は現在深刻なエネルギー問題の渦中にいるといっても過言ではありません。
こうした背景が影響して、それぞれの家庭がエネルギー消費を見直し、省エネ化に取り組むことの重要性が改めて指摘されるようになったというわけです。
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ZEHのメリット
これから家を新築する場合、ZEHにすることでどのようなメリットとデメリットがあるのかを考えてみましょう。
まずメリットとしては、太陽光発電システムを導入し、家庭で発電した電力を自家消費することで、光熱費が抑えられるということが挙げられます。太陽光発電システムと蓄電池を併用すれば、日々の生活に必要な電力だけでなく、災害時の非常用電力を確保することも可能です。
また、断熱性を高めることで室内の温度を一定に保つことができるため、冬場の部屋ごとの温度差によって起こるヒートショックのリスクを軽減することもできます。ZEHの条件を満たしていれば補助金をもらうことも可能です。
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概要
店舗名 | 株式会社ナルミクリエイト |
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住所 | 愛知県名古屋市天白区池場2-704 |
電話番号 | 052-838-7024 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日、祝 |